35歳でガンになるなんて

35歳で大腸がんステージ4。生きた証をここに残します。

これはチキンレースなのか?

抗がん剤1クール目は吐き気との闘いでした。一晩吐いた後、水を飲んではまた吐き、何もせずとも吐き… 結局点滴に繋がれて1週間入院しました。 次は2週間後かぁ これをあと4回。 医師からは副作用が強く出たので薬の量を減らすことを勧められました。 この時…

抗がん剤の副作用、自分は大丈夫だと思っていた。

私の大腸がんはステージ2のハイリスクと診断され、CAPOXという抗がん剤で術後の化学療法をすることになりました。 点滴と飲み薬という組み合わせでした。 3週間に1回点滴をし、それから2週間は飲み薬、残り1週間は何もなしというサイクルを4回行うというもの…

腹腔鏡手術は体への負担が少ないとはいえ

それなりに痛いです。 そりゃ体を切ってる訳ですから。 目覚めるとお腹に5個の穴が空いていました。 手術の晩はICUで過ごしました。 翌日から一般病棟に戻りましたが、咳をするとお腹が痛いこと以外は普通に過ごせました。 花粉症じゃなくて本当に良かったと…

ガンの進行度は事前に分からない

帰国後二週間の自主隔離終え、病院で診察を受けました。 ガンを体に残したまま過ごす二週間はすごくもどかしかったのを覚えています。 結局、日本でも再検査をすることになり 改めて大腸がんの診断が下りました。 それでも日本語で説明してくれるのはめちゃ…

手術の延期、そして帰国

アメリカで2回目の手術延期が決まってすぐ、日本への帰国を決めました。 日本への帰国の許可をもらうために会社の重役に連絡しました。 ガンが発覚してから社長や重役にはいろいろと相談に乗ってもらっていたので、すぐに帰国の許可をもらうことができました…

ガンと闘う前に -2020年3月-

異国の地でガン宣告されて、ガンと闘う前に強力な敵が現れました。 コロナウイルスです。 2020年の3月でした。大腸がんの手術をする日程を担当医と決めましたが、その頃には私の住んでいたサウスカロライナでもコロナが拡大していました。 手術日が近づくに…

ガンは英語で?

アメリカでの生活はとても楽しく、色々と書きたいこともあるのですが、また時間のある時に。 そんなこんなで一年があっという間に過ぎました。となるとやってるくのが健康診断です。 うちの会社では年一回の健康診断を目的とした一時帰国が認められています…

大腸がんのサイン-きっかけは海外赴任-

2018年10月 「アメリカ行けるか?」 上司に呼び出されて聞かれた時は断る理由がすぐに見つからず、 「少し考えさせてください」 と時間を稼いだつもりだったんですが、妻の後押しと「一緒についていく」という一言でアメリカへの赴任を決めました。 二ヶ月と…

はじめまして

この度、Blogを始めることにしたヒコイチです。 大腸がんステージ4で肝転移がありますが、元気です。 元気なうちに生きた証をここに記そうと思います。 自分がどんな人間かや、治療の経過、日々の出来事などを綴っていこうと思います。 最終的には書籍化し…