35歳でガンになるなんて

35歳で大腸がんステージ4。生きた証をここに残します。

ガンの進行度は事前に分からない

帰国後二週間の自主隔離終え、病院で診察を受けました。

ガンを体に残したまま過ごす二週間はすごくもどかしかったのを覚えています。

 

結局、日本でも再検査をすることになり

改めて大腸がんの診断が下りました。

 

それでも日本語で説明してくれるのはめちゃくちゃありがたい。

 

いくつか分かったことがあります。

 

早期発見だと思っていたガンは実際には進行が進んでいてステージ2以上であること。

S状結腸癌という病名であること。

手術は腹腔鏡手術で出来ること。

お腹に小さな穴が5箇所空くが、一週間ほどで退院できること。

20センチ程大腸が短くなるが、すぐに機能は元に戻ること。

摘出した細胞を検査しないと進行度が分からないこと。

ステージ3以上なら術後の化学療法(抗がん剤治療)が必要になること。

 

ガンの進行度が分からないのがすごく不安でした。もしリンパ節へ転移があったらどうしようとか。ステージごとの生存率を調べたり。

 

この頃、トミーズの雅さんも大腸がんだった事を公表されていました。復帰されテレビで楽しそうに話をしているのが羨ましかったです。

自分ももう少し早ければああなってたんかな…

 

手術日が決まり、近づくにつれて期待と不安が膨らんでいきました。

 

早く終わらせたい気持ちと結果を知りたくない気持ちが私の中で戦っていました。

 

結局引き分けのまま手術日を迎え、BGMに医龍のテーマが流れる中、私は麻酔で眠りにつくのでした。